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離乳食教室を実施しています!〜さつまいも〜

こんにちは!現地派遣職員の上田です!ウガンダ、ユンベからお伝えします。

雨が最も多いという8月が終わりに近づいています。赤道直下の国でありながら、雨の日は気温が低く、思わずパーカーを着たくなるような日が数日ありました。



さて、私たちのプロジェクトでは「ポジティブデビアンス」という方法で、育児行動のお手本となるお母さんを見つけ出し(リードマザー)、リードマザーを中心に栄養不良の子どもを持つ母親グループを作り、子どもの栄養改善に取り組んでいます。

現在、母親グループで離乳食教室を実施しています。前回の記事「離乳食教室を実施しています!〜ミレット〜」ではメニューその1でミレットを使ったおかゆを紹介しました。

今回はメニューその2、さつまいものと小魚のスープを紹介します。


さつまいもは8月上旬頃から種まきをし、最近葉が大きく成長してきて数ヶ月後に収穫の時期を迎えます。


さつまいもはシンプルに茹でるだけ。そして重要なのは一緒に食べるスープです。

たんぱく源となるのはシルバーフィッシュと呼ばれる小魚です。



安価で手に入り、保存しやすいので使いやすい食材です。すりつぶして粉末状にして使うこともあります。

そのほかにピーナッツパウダーやトマト、玉ねぎなどを入れ、煮込んでいきます。

このままで小さい子供たちはどうやって食べるの?と思いきや、お母さんがさつまいもをすりつぶし、スープを混ぜながら上手に食べさせていました。スプーンやフォークを使わずに手で食べることが多いので、これが一番自然な食べさせ方です。

ほんのりと甘いさつまいもは子供にとっても食べやすい食材の一つです。



さて、写真を見ていて気がつきましたか?お母さんたち、なんと取手がない熱々の鍋をなんと素手で持っていました。びっくりしながら私が見ていると「慣れれば熱くないのよ!」と言われました。

その秘密はお母さんたちの手のひらにありました。私の手と比べてみると一目瞭然。お母さんたちの手は皮が厚く、熱々の鍋にも負けない丈夫な手でした。


その土地の文化にあった食べさせ方、調理方法がありますね!

現地に馴染むような活動を展開していきたいと思います。

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