栄養プロジェクトのインパクト評価【2023～2024年】

NAMは2023年に8～9月に、NGOのARDAカナダがラオスとカンボジアで実施した栄養プロジェクトのインパクト評価を行いました。このプロジェクトは２か国それぞれの地域の実情に応じて異なるアプローチを採用した農村部でコミュニティ住民参加型のこどもの栄養改善事業で、NAMはラオスでのフィールドワーク、二次データ分析、文献調査をもとにそれぞれのアプローチの強みや課題を分析し報告書にまとめました。この調査結果はWebinarを通して多くの参加者に共有されました。

さらに2024年にはUNICEFがアフガニスタンで実施するCommunity-based Nutrition Package（CBNP）のインパクト評価を開始します。NAMは2019年に同プロジェクトのプロセス評価を実施した経験があり、今回は事業開始後の量的・質的データをRandomised Cluster Trialにより収集し、すでに収集済みのベースラインとの比較からインパクトを分析します。

さらに、2023年11月に開始した「ウガンダ国西ナイル栄養改善生計向上（NILE）プロジェクト（JICA草の根パートナー型）」においても、Randomised Cluster Trialを組み入れたインパクト調査を実施中です。