北部ナイジェリアとイエメンで栄養調査を実施しました

NAMはUSAID（Bureau for Humanitarian Assistance: BHA）の資金でSave the Childrenからの依頼を受け、2023年7月に北部ナイジェリアのボルノにおいて栄養KAP調査を行いました。Koboオンラインデータ収集ツールを用い、2才以下のこども、母親の他、10～15才の子どもへのインタビューを通してMaternal, Infant and Young Child Feeding（MIYCF）指標に基づく母親の行動、知識、態度に関するデータ収集し、結果を分析しました。調査結果から母乳育児や乳幼児補完食、手洗いなどの行動変容の課題が明らかになり、提言を含む調査結果は報告書としてまとめられました。

また、2023年5月にはBHA基金でNGOのMedairがイエメンのAl Dhale’eで実施中の栄養事業において収集した栄養と水と衛生に関するKnowledge, Practice and Coverage (KPC)データの分析と報告書作成を行いました。

さらに現在、草の根パートナー事業のNILEプロジェクトはベースライン調査を実施中です。調査内容は子どもや女性の栄養状態、女性・思春期・乳幼児摂食習慣（MYICAN）、フードセキュリティ、水と衛生、など幅広い内容のデータを収集しています。