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2025年12月18日

日時:2026年1月21日(水) 15:00 – 18:00


参加者: NGO、開発機関(政府、国連、JICA、など)、大学、研究機関、民間企業、などから関心のある方(約100名)。


主催:栄養不良対策行動ネットワーク(NAM)


技術協力:UNICEFアフガニスタン、International Rescue Committee (IRC)ナイジェリア


会場::オンライン (Zoom)


ファシリテーター: 渡辺鋼市郎(NAM)


近年、世界では長期にわたる紛争とそれによる難民が増加しています。長期にわたる危機では、食料へのアクセスの障害や医療システムの弱体化によって栄養不良の原因が悪化し、急性および慢性の栄養不良率は増加します。 このような状況下で、地域密着型のコミュニティベース栄養改善は影響を受けた人々の健康と栄養状態を改善する重要な解決策になります。長期にわたる危機では、食料不安、医療へのアクセス障壁、栄養不良への認識不足が政府の問題決能力を阻害しますが、コミュニティ栄養プログラムはこれらの課題に対して、マルチセクター介入の統合を通じて栄養状態を改善し、住民の意思決定への積極的な参加を促進し、地域資源の活用を通じてニーズに沿った栄養不良の予防と回復を目指します。政策レベルの取り組みに比べ、コミュニティベースの栄養アプローチは規模が限られています。紛争下の地域で住民が支援を行うことは困難を伴い、より長期的な視点が必要です。国際社会からの安定した資金調達と協力は、プログラムの継続と拡大に不可欠です。 残念ながら、近年の資金状況は減少しており、地域主導の解決策が緊急に求められています。今回のワークショップは、地域密着型のコミュニティベース栄養改善に関心を持つ日本のNGO、国連。開発機関、学術機関、ドナー、民間企業、そして政府機関などを対象に、NAMが最近評価に参加した3か国(ウガンダ、アフガニスタン、ナイジェリア)でのコミュニティベース栄養改善事業の経験を共有することを通して、多様な環境下での地域密着型コミュニティ栄養改善対策の重要性と実践的知識を高めることを目的としています。

 

プログラム

時間

内容

発表者

15:00 – 15:10

開会の挨拶、


15:10 – 15:30

目的、背景、発表者の紹介

NAM

15:30 – 16:00

アフガニスタンにおけるコミュニティベース栄養プログラム(CBNP)

ユニセフ

16:00 – 16:15

Q&A

 

16:15 – 16:45

ナイジェリア北東部の脆弱コミュニティに対する持続可能な栄養サービスとレジリエンス強化(SSNR)プロジェクト

IRC

16:45 – 17:00

Q&A

 

17:00 – 17:30

ウガンダにおける栄養改善生計向上(NILE)プロジェクト

NAM ウガンダ

17:30 – 17:45

Q&A

 

17:45 – 18:00

全体の総括

NAM

 

プレゼンター

  • Kamilla Nabiyeva - ユニセフ・アフガニスタン評価・研究スペシャリスト

  • Amirhossein Yarparvar - ユニセフ・アフガニスタン栄養部主任

  • Dr. Mohamed Kassim    - IRC栄養コーディネーター  ナイジェリア

  • Lawrence Okello – IRCモニタリング・評価上級コーディネーター ナイジェリア

  • Catherine Mshilla – NILEプロジェクトコーディネーター ウガンダ

 

参加費: 無料


使用言語:発表は英語で行われ、プレゼンテーション中はZoom自動翻訳字幕が、また質疑応答において必要に応じて通訳が提供されます。


参加申込:  参加申し込みは右サイトからお願いいたします。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd-vG1XUG7AKUGERStuuPQluwwV_KkWeAc0yfUMTwbPo5kjew/viewform?usp=publish-editor 


お申込みをもって受付とさせていただき、確認メールの返信はいたしませんのでご了承ください。お問合わせは下記までお願いいたします(サイト申込みに不具合がございましたら、メールでもお申し込み受け付けさせていただきます。


応募締切:1月14日(水) 定員になり次第応募締切ることもありますのでで、早めのお申込みお願いいたします。


お問い合わせ:特定非営利活動法人栄養不良対策行動ネットワーク

代表理事 渡辺鋼市郎 

E-mail: watanabe.koichiro@nam.or.jp


 

プロジェクト概要:

 

アフガニスタンにおけるコミュニティベース栄養プログラム(CBNP)

 

CBNPは ユニセフの支援を受けて、アフガニスタン全34州において様々な段階で実施されている。プログラムの能力構築フェーズは「保健サービス基本パッケージ(BPHS)」を実施するNGOと実施パートナーの両方によって実施され、最も脆弱な集団に対する質の高い費用対効果の高い医療へのアクセス提供と需要の向上、および地域社会の2歳未満の子どもたちへの栄養サービス(成長モニタリング、栄養教育・食品デモ、カウンセリング、MUACスクリーニング、リファラルとおよびフォローアップ)のカバー範囲の拡大を目的としている。プロジェクトの成果は、1) 2歳以下の子どもがいる世帯にコミュニティベース栄養サービスを提供できるコミュニティヘルスワーカー(CHW)とボランティアの能力向上、 2) BPHSパッケージ内での地域ベースの栄養サービス提供拠点へのアクセス(利用可能性)を高めること、3) コミュニティ動員者の参加と連携能力の向上、地域レベルでの栄養動員とモニタリングを支援すること、4) 国および州レベルでの地域ベースの栄養サービスの計画、管理、監督、監視のための制度的能力を向上させること。

 

 

ナイジェリア北東部の脆弱コミュニティに対する持続可能な栄養サービスとレジリエンス強化(SSNR)プロジェクト

 

持続可能な栄養サービスの強化(SSNR)プロジェクトは、UKAID資金で、栄養サービスの不足に起因する母子、乳児、5歳未満児の死亡率を減らすことを目的とし、IRCがローカルNGOのGREENCODEと提携してボルノ州マイドゥグリ、ジェレ、モングノ地方自治体LGA)で実施した。SSNRは、熟練した授乳支援、微量栄養素の摂取、持続可能で質の高い急性栄養失調治療へのアクセス向上のために、CMAM(急性栄養失調の地域管理)、IYCF(乳幼児摂食習慣)、トム・ブラウン栄養プログラム(地元で入手可能な食材を使った混合食品の使用)といった栄養サービスを提供した。 プロジェクトの成果 は、1) 質の高い必須栄養サービスへの公平なアクセスを向上させること、2)栄養サービスが保健システムに組込み、人口のニーズに沿って提供されること、3) 女性、思春期の少女、子どもたちへの健康を求める行動や健康的な食事に関するメッセージへのアクセスを増やして意識を高めること、4) 市民が政府や他の意思決定者に対して栄養不良による予防可能な死亡の要因に影響を与えること。

 

ウガンダにおける栄養改善と生計向上プロジェクト

 

栄養改善生計向上(NILE)プロジェクトは、NAMがウガンダNGOのPACHEDO Foundationと協力し、  JICAの資金提供を受けて西ナイル州アジュマニ地区のアイロI・II難民居住地および周辺受け入れコミュニティで3年間の予定で実施している。 このプロジェクトは、栄養不良の削減と持続可能な生計向上によるコミュニティのエンパワーメントを目的とし、栄養改善と回復力を高めるため、栄養、社会行動変容コミュニケーション(SBCC)、生計向上介入を統合して実施展開している。ケアグループプロモーター(CGP)とケアグループボランティア(CGV) から構成されるケアグループモデルを通じて、世帯に最適な保健栄養教育を行い、これによる持続可能な健康促進を行っている。また、生計支援の取り組みには、村の貯蓄貸付協会(VSLA)や、鉄分やビタミンAが豊富な食材へのアクセスを促進する「栄養に配慮したアプローチ」が含まれる。このほか、コミュニティ対話、ラジオキャンペーン、啓発活動などの地域社会参加活動が行われ、栄養や健康介入への地域の主体意識と参加を促進している。 

 

 

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