特定非営利活動法人

栄養不良対策行動ネットワーク

研究調査 (父親KAP調査)

NAMは2018年にナイジェリア北部ボルノ地区の2箇所において、なぜ母親が行動を変えないのか、その障害を見つけ出す手法「バリアアナリシス(BA)」を行いまた。BAの結果から、父親のサポートがないことなど、そして母親のストレス、その他様々な原因で知識を行動に移すことが出来ないことが分かりました。そこで、今回は父親の栄養に関する知識・意識・習慣(KAP)調査を実施しまし、調査から父親に対するアプローチの提言がまとめられた。

KAP調査とは、栄養、食事、衛生、保健など関わる人々の知識(K)、態度(A)、行動(P)についての情報を収集する調査で、その結果をもとに栄養改善のための行動変容介入をデザインしたり評価することを目的にします。 今回は、適切な乳幼児摂食習慣(IYCF)に関する父親の知識レベル、具体的なサポートの有無や程度、そして父親の役割についての認識を調べ、より積極的に父親がサポートするための簡単で実践的、実行可能な活動を提案することを目的にしました。

​調査の結果、父親はある程度IYCFについての基礎知識はもっているが、十分でないこと、また知識はあっても具体的なサポートをしている割合は低いこと、などがわかりました。一方、母乳について知識が多い父親のほうが母乳育児を長く継続できることなどもわかりました。調査結果をもとに、今後は父親グループを対象にしたメッセージ作成し、普及することが提案されています。