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2022年2月14日に、ワークショップ【国際栄養プロジェクトの現状と課題】第9回「乳幼児補完食の行動変容~北部ナイジェリアのケーススタディから」、が開催され、約200名が参加しました。低所得国の栄養不良の原因のなかで最も重要である、不適切な乳幼児補完食(Complementary Feeding)は、その改善が困難な課題の一つです。従来中心的に行われてきたアプローチである、「栄養教育」や「栄養指導」の限界が指摘されてるなか、乳幼児補完食の現状とエビデンスに基づく行動変容アプローチを紹介したうえで、NAMが2021年に行った北部ナイジェリア調査を紹介しつつ、社会・食料環境なども含む効果的な乳幼児補完食の行動変容アプローチを考察しました。

ワークショップ「国際栄養の現状と課題」(第9回)(乳幼児補完食の行動変容~北部ナイジェリアのケーススタディから)

 

日時:2022年2月14日(火) 午後5時00分~6時30分    

会場:オンライン(Zoom)

参加者:NGO、国際機関などで栄養対策に関わったことがあるか、将来関わりたいと思っている方(36名)

参加費:無料

研修目的

  1. 乳幼児補完食の世界規模の現状とエビデンスに基づく行動変容活動を紹介する。

  2. 行動変容のフォーマティブリサーチ調査手法(バリア分析)を理解する。

  3. 北部ナイジェリアにおけるバリア分析調査結果を紹介する。

  4. 乳幼児補完食の社会行動変容コミュニケーション(SBCC)について考察する

 

プログラム

16:50 – 17:00  受付

17:00 – 17:05  はじめに(目的とプログラム)

17:05 – 17:15  グローバルな乳幼児補完食の現状とエビデンスに基づく行動変容活動

17:15 – 17:45  SBCCと行動変容モデル、バリア分析調査手法

17:45 – 18:10  ナイジェリアにおける調査結果と乳幼児補完食SBCC戦略

18:10 – 18:30  効果的な乳幼児補完食の行動変容アプローチ(質疑応答)、まとめ

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