NAMの実施するウガンダ北部西ナイル州にあるアジュマニ難民居住区で子どもの栄養状態と生計を改善する「西ナイル栄養生計改善(NILE)プロジェクト」。 今回はベースライン調査についてご紹介します。
ベースライン調査はプロジェクト開始前の状況(基準値)を把握するための調査を言います。 今回は対象地域に住む5歳未満児の身体計測データをとり、栄養状態の評価を行いました。
ベースライン調査前に実施した世帯リストの情報をもとに、5歳未満児の子どものいる世帯を回りました。 1000を超える対象世帯をプロジェクトスタッフだけで調査するのは大変です。 そこで、20名のデータ収集者に協力してもらい調査を実施しました。
ベースライン調査前にはデータ収集者のトレーニングを3日間行い、計測機器を正しく扱えるよう指導しました。
本番はプロジェクトスタッフの監督の下、データ収集を12日間かけて行いました。 猛暑の中一軒一軒家を回って栄養状態の測定、母親へのインタビューは大変でしたが、サンプリングからデータ収集、分析まで学びの多い調査でした。
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