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今年NAMが日本で実施した研修の報告です

更新日:2024年12月16日

帝京大学ポジティブ・デビアンス講義(6月25日、3時間):帝京大学大学院 公衆衛生学研究科で毎年実施してる講義は今年で5回目になりました。セッションには学生諸氏が積極的に参加してくれて、グループワークでは知恵を出し合った結果の事例発表まで行えました。


2024年度JICA 課題別研修「母子栄養改善」コース栄養モニタリング評価(10月8日、6時間):ジョイセフが2014年から実施している本研修でNAMが担当するモニタリング評価研修は8回目になりました。今年の参加者はアンゴラ、コンゴ、ガーナ、インドネシア、マーシャル諸島、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、ルワンダ、シエラレオネ、東ティモール、エクアドルの母子栄養の政策策定または実施に関わる担当官12名で、栄養モニタリング評価の基礎、指標設定、データ入手方法などを扱い、最終的に事例を使ったグループ演習で栄養事業のモニタリング評価フレームワーク作成まで行いました。


エジプト・日本教育パートナーシップ病院管理・保健システム研修(12月5日、2時間半):東京女子医科大学衛生学公衆衛生学講座グローバルヘルス部門がエジプト国から受託されたエジプト医師を対象とした本研修で、今年初めてNAMが「ポジティブ・デビアンス紹介セッション」を実施しました。ポジティブ・デビアンス(PD)について何も知らなかった10名の参加者にPDの概念を説明後に、栄養や保健・病院分野の応用事例を紹介しました。最後に2グループに分かれてそれぞれの職場やプロジェクトでPDを応用できそうな課題分野として「病院における帝王切開出産の増加」や「医科大学における出席率」を設定し、PDロードマップ(ステップ毎の実施方法)を議論し、発表しました。質疑応答の中では、ステークホルダーの巻き込みの重要性と難しさやPDの焦点を病院・個人のどちらにあてるべきか、などについて活発な意見交換が行われました。


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