【NILEプロジェクト】小学校、中等学校で栄養教育を実施しました
- nabescj2003
- 6月16日
- 読了時間: 2分

ウガンダ北部西ナイル州にあるアジュマニ難民居住区とホストコミュニティで、子どもの栄養状態と生計を改善する「西ナイル栄養生計改善(NILE)プロジェクト」を実施しています。
アジュマニでは、10代の早期妊娠が深刻な課題となっています。身体が成熟していない段階での妊娠・出産は、身体に大きな負担がかかり、合併症のリスクが高まります。そして、生まれてくる子どもも低出生体重児や未熟児となる可能性が高くなります。また、母親が栄養不良の状態で出産すると、その影響を受けて子どもも栄養不良となる可能性が非常に高いです。
10代の若者に対するアプローチは、本人の健康を守るだけではなく、生まれてくる次世代の子どもたちの成長や未来に関わる、重要な取り組みになります。
このような背景があり、NILEプロジェクトでは10代の若者へのアプローチも行っています。今回は、アジュマニ内の7つの小学校、中等学校に出向き、思春期の栄養と健康に関する授業を行わせていただきました。延べ563名の児童・生徒と14名の先生方に参加していただきました。
授業では、バランスの良い食事の概念や、栄養素の種類、健康的な食生活の重要性など、栄養に関する基礎的な内容についての話をしました。授業は好評をいただき、多くの児童・生徒が内容に関心を持ってくれたようです。授業後には学んだ内容を家族と共有したいと話してくれる生徒もいました。
今後も教育省、学校と連携しながら、正しい知識の普及活動を継続していきます。

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