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【NILEプロジェクト】ウガンダ保健省主催「第4回栄養シンポジウム」に参加しました

ウガンダ保健省が主催する「第4回栄養シンポジウム」が首都カンパラで開催され、NILEプロジェクトチームも参加させていただきました。このシンポジウムは毎年開催されており、今年は6月17日~19日の3日間、テーマを「より健康的な未来のための、戦略的で持続可能でレジリエンスな栄養投資」として実施されました。政府機関、NGO、研究機関、国際機関など多様な組織から、栄養、保健、教育、農業など異なる分野で活躍する多くの人々が参加しました。ウガンダ国内での栄養に関連するさまざまな活動や取り組みを共有、議論し、今後の実践に活かしていくための貴重な場です。

シンポジウムでは、約30の口頭発表と、約20のポスター発表が行われ、活発な情報共有や意見交換が行われました。私たちNILEプロジェクトからも、プロジェクト開始当初に実施したベースライン調査の結果を、口頭発表させていただく機会をいただきました。


発表は私たちが誇る、プロジェクトコーディネーターのキャサリンが担当してくれました。最初は多くの聴衆を前に少し緊張してる様子でしたが、堂々と分かりやすく、的確に調査結果を伝えてくれました。発表後の質疑応答でも落ち着いて対応し、多くの方々にNILEプロジェクトを知ってもらう貴重な機会となりました。キャサリン、大変お疲れさまでした!


また今回のシンポジウムでは、私たちが活動しているアジュマニの中だけにいては見えにくい、他の地域や分野での取り組みを知ることができ、大変刺激的な機会となりました。

アジュマニでは思春期の早期妊娠が課題として話題になることが多いですが、今回の発表の中で、うつ状態になる妊婦の割合が特に10代の若年層で高いとの報告が複数あったことが印象的でした。望まない妊娠であることも多く、若い妊婦たちは様々なプレッシャーや不安を抱えているのだろうと思います。改めて、相手の立場に寄り添った支援が必要だと感じました。


NILEプロジェクトも残りの期間が半分を切りましたが、最後まで、コミュニティの人々に寄り添った支援を継続していきたいと思います。


 
 
 

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